中等部には各教科の学習だけでなく、検定や資格の取得に向けて努力をしている生徒もいます。
自分の興味や得意なことを活かして、これまでもたくさんの中等部の生徒が漢字検定・秘書検定・ワープロ検定・日商簿記検定などに挑戦してきました。
今回は初めて検定受験に挑戦したKくんのご紹介です。
Kくんは中学1年生の5月頃から不登校になりました。
対面だと極度に緊張したり、思うように話せなかったり、スケジュール管理や空間認知に苦手意識がありました。
自宅では思うように勉強を進めることができず、次第に焦りや不安を感じるようになり、9月から中等部(ネット生)での学習を開始しました。
朝のホームルームやリアルタイム配信の選択授業で生活リズムが安定し、自然と学習する習慣が身についてきたKくん。
個人カリキュラムの作成や提出物の期日など、Kくんが苦手だと感じることは担任がその都度サポートしています。
作文や感想を書くのがとても上手で、「もっと得意を伸ばそう!」ということで、2月に実施された漢字検定に挑戦することを決めました。
今回はそんなKくんに、検定を受けることを決めてからこれまでの日々を振り返り、感想を聞いてみました。
①漢字検定を受けようと思ったきっかけ
担任の先生から「検定にも挑戦できるよ。何か資格を取ってみるのもいいんじゃない?」と勧められたことがきっかけでした。
僕も何かに挑戦したかったので漢字検定を受けることを決意しました。
②漢字検定に向けてどのような方法で勉強をしましたか?
過去問を解いて間違えた問題をノートに書いて復習し、分からないところを少しずつなくしていきました。
漢字検定の読みや四字熟語に関する動画(Youtube)も活用して勉強しました。
③初めて検定を受けた感想を教えてください。
最初は緊張したけど 、先生達が励ましてくれて何とか受けることができました。
本番では運良く今までやってきた問題と同じものが出たので、手応えがかなりいい状態で終わることができました。
「やりきった!」という気持ちと「合格できるかな?」という不安の両方があるけど、達成感を感じることができたので挑戦してみて良かったなと思いました。
④これから先の目標を教えてください。
今回僕が受けたのは4級なので、次は3級を目指したいです。
Growth Programの簿記の授業も受けているので、いつか日商簿記検定にも挑戦してみたいと思っています。
この経験を活かして、これからいろんなことに挑戦して自信をつけて、自分を成長させたいです。
結果発表はもうすぐ!
ドキドキですね。
これからもたくさんの検定に挑戦したいというKくん。
中等部で学ぶ期間で、たくさんの達成感を味わい、得意を伸ばし、自信をつけてもらえるよう先生たちも応援しています!!
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